2003-06-10 第156回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
食糧配給公団、そして昭和二十四年の食糧庁の発足、そして今日まで政府米を基本として戦中戦後、生産者の政府への米の売渡し義務、また極めて厳格な流通制度、こういうものが設けられまして、戦時中や戦後の食糧事情に逼迫した状況の中で食を安定的に供給をすると、こういう機能を一貫して担ってきたことは高く評価をされると、こう思います。
食糧配給公団、そして昭和二十四年の食糧庁の発足、そして今日まで政府米を基本として戦中戦後、生産者の政府への米の売渡し義務、また極めて厳格な流通制度、こういうものが設けられまして、戦時中や戦後の食糧事情に逼迫した状況の中で食を安定的に供給をすると、こういう機能を一貫して担ってきたことは高く評価をされると、こう思います。
ちょっと敷衍させていただきますと、こういういわゆる特別の法律に基づきます法人、いわゆる特殊法人等があるわけでございますが、職員が国家公務員の身分を有しているものが、戦後の一時期、配給公団等ですとかあるいは発足時の住宅金融公庫あるいは国民金融公庫は国家公務員の身分を有しておりましたが、その後はそういう国家公務員の身分を有するそういう特殊法人というのはございませんでした。
私ども全糧連組織は、戦前戦中の食糧営団、食糧配給公団を経まして昭和二十六年に民営に移管され、自来今日まで、食糧管理制度のもとで、我が国の主食であります米の安定供給と安定価格の維持に努めてまいりました。また、昨年産米の未曾有の大凶作に際しましては、政府、生産者団体の協力を得まして、一方、外国産米の取り扱いには相当の苦労をしながら、安定供給の確保に最大限の努力をいたしたところでございます。
○伊吹委員 配給公団にすると、私も実はこれは大変悩んでおるんですよ、正直なところ。自分が法案を出しておって。
○細川内閣総理大臣 それは、そういうおっしゃるような面も確かにあろうと思いますが、まさにお話が冒頭にございましたように、どちらにより大きなメリットがあるかという、そこのところの兼ね合いの問題だろうというふうに私は思っておりますし、やはりこれは配給公団にした方が、よりメリットは大きい。国民の政治に対する信頼を回復するという意味では、やはりその方がこの際ベターなのではないか、そういう判断でございます。
だから、悪徳商人を抑えようとして配給公団をつくったらいいかというと、これはなるほど悪徳商人はなくなるんですよ。だけれども、やみが横行して、それから公団職員の汚職が生じて、自由経済の濶達さがなくなるんですね。
つまり、例えば製薬企業の数が非常に少ない、例えばスウェーデン等につきましては製薬企業の数が非常に少ないわけでございますが、そういう場合にはあるいは原価というようなところまで立ち入ってすることもできるでしょうし、あるいは配給公団供給公団みたいなものをつくってやるということも一つのその国の国情に合った方式ではないかと思いますが、私は、やはり日本の場合は医薬品については自由競争が非常に激しい、そして、中には
その後、二十三年に食糧配給公団に衣がえになりまして、二十六年に米の配給が民営になります段階で、私どもの組織はそれぞれ卸、小売が結合いたしまして、全国食糧事業協合組合連合会を結成いたしまして現在まで来ておるわけでございます。 それ以来の国内の配給のシェアは約七〇%でございます。昭和二十六年以来、約七〇%の配給を担当して現在まで来ておるわけでございます。
私は、昭和二十六年に、いま話された食糧配給公団から民営に移管をしたときに、同時に独立をして米屋をやっておりますが、これまでの経験で、ちょうど三十年になりますが、その三十年間の中でいままで、米が売れなくて廃業したというのは一回も聞いたことがない。ところが今度、もうことしに入ってから東京都内だけでも百軒近くの米屋が廃業しております。
私ども全糧連系統組織は、戦中戦後にわたりまして食糧営団、食糧配給公団ということで米の配給をいたしてまいりましたが、食糧配給公団が閉鎖されました後は、民営米屋として三十年この方、国内の要配給量の七割を配給をいたして現在まで来ております。この間、何かとお世話をちょうだいいたしております。この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございます。
それからもう一つ、この点はまだよく詰まっておりませんけれども、薬の中でも主として使われる重要医薬品というのが幾つかありまして、これが非常に重要なあれでございますが、そういうものはひとつ何か医薬品配給公団なり国家買い上げをして現物で渡して使った分だけを補給する、お医者さんが薬を使うことによってもちろん損もしなければ得もしない、そういうことを考えたらどうかという意見を私、前にある人から聞きまして、そういうことができるかどうか
たとえば戦後の配給公団的な問題、古い話でございますが、そういうものは、ある程度事業が目的を達してやってまいりますと、最終的には国の事業で引き取るというふうな形の例もたしかあったと思うんです。これはまだいま私ども過去の話ですから、私どもはまだ正確に調べておりませんけれども、そういう例は全然ないわけではございません。
これは先生がまさに御指摘になっているように、統制公団でもありませんし、配給公団でもありませんから、そういう意味で末端統制というところまで要求するのは実際問題としてとても無理だと思います。
事業団が輸入牛肉を通じて価格操作をして、そして価格の安定を図るということをやっておりますが、これも結局事業団みずから配給統制というかっこうをするわけにはいきませんし、配給公団でもないわけでありますから、結局現在の流通のメカニズムを使って価格安定を図らざるを得ないというような限界があるわけであります。 そういう意味で、流通の合理化をやっていきたい。
昭和二十三年に食糧配給公団出資というのを予備費支出をいたしております。同じく三十六年、炭鉱保安の緊急対策といたしまして、当時石炭鉱業合理化事業団に対しまして、三十六年、四十年、二回にわたりまして出資をいたしております。それから昭和四十六年に繊維工業構造改善事業協会に対しまして繊維の緊急対策ということから出資をいたしております。
そこでいま御提案の、薬につきましては、薬の配給公団というようなものをつくって、現物をお医者さんに必要なだけ支給するというようなことも一つの案であろうかと思いますけれども、これはやはり技術的には相当研究を要する問題であろうと思います。しかし、私は、御意見の趣旨には賛成でございます。
(拍手) その後も、農林省食品局長、経済安定本部生活物資局長、食料品配給公団総裁の要職を歴任され、終戦直後の疲弊と混乱の中で、衣食住の生活物資全般にわたる配給調整に当たり、民生の安定につとめられました。 昭和二十四年、君は、年来の抱負と高邁な識見とを政治に具現させるべく、第二十四回衆議院議員総選挙に石川県第一区から勇躍立候補し、みごと当選の栄をになわれたのであります。
○小暮説明員 販売業者のマージンにつきましては、実は現在の販売業者が、かつて食糧統制が食糧配給公団によって末端の配給をやっておりましたあの時代から、ただいまのような政府から卸に玄米をおろすという形に移り変わりました当時の経緯がございます。それまでは配給公団の職員でございますから、職員の人件費といったようなものを考えた形のものになっておったわけでございます。
大日本人造肥料株式会社、肥料会社、肥料配給公団、肥料取締委員会の委員、農林水産の委員なんという、ずいぶん専門的とも言われるべき立場で、御熱意のほどをこの期間に実は発表されております。
――――――――――――― 河野謙三君は、明治三十四年五月、神奈川県小田原市成田に生まれ、当年とって六十三歳、早稲田大学専門部商科を卒業後、日産化学工業株式会社に入社、その後、日本肥料株式会社理事、肥料配給公団理事、平塚商工会議所会頭等を経て、昭和二十四年衆議院議員に当選、現在は、日本陸上競技連盟会長、神奈川県陸上競技協会会長、湘南倉庫運送株式会社社長、新興海陸運輸株式会社社長等の要職につかれております
しかしながら、やはり制度といたしましては実際問題が気の毒であるとかいうふうなことだけではまいりませんので、これは内地におきましても、やはり人事の都合で恩給年限に達しなくて、卑近な例で言いますと、日本銀行の職員になるとか、あるいはその当時の森林公団であるとか、肥料配給公団の職員になるという方もあったと思われます。
なお、配給公団をつくる云々というおことばがございましたが、そういう意見は国会におきましても出ておりません。また文部省としてもそういうことを言明したこともございませんし、何かの間違いであろうと思います。ただ、昨年一部から教育委員会の機構を使って教科書の供給を行なってはどうか、こういうような意見が出たことはございました。
○小林(信)委員 配給公団ということは私も言わなかったのですが、そういう公団的なものを考えておるんじゃないかというように私ども聞いておったのですが、いま最後にお聞きしたのは利潤の決定、これはどういうふうに決定するか、この点をもう一ぺん御説明願います。
○豊瀬禎一君 前回の配付の措置の失敗にかんがみて、教科書の内容、すなわち百近い発行会社がありますが、それをどこのをとっても検定を通っておればよろしいということになっておりますが、事務上の便宜のために広地域採択、すなわち県一本、ブロック一本、やがては国一本というような――第一段階として広地域教科書採択を文部省の事務簡素という点、あるいは別に配給公団等が設置された場合には、そういう点から行政的に広地域採択
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 配給公団などを作る意思はございません。採択につきましては、この無償措置を契機として、ことさららしいことをやろうとは思っておりません。
で、一部に配給公団でも作って統制を強化するのじゃないかという心配があったのですが、先ほど豊瀬委員の質問に答えて、配給公団を作る意思はない、こういうことですから、そのこと自体はよくわかりましたが、米の配給のときに、最初はやはり、その地域社会の米屋の条件を守りながら配給をしようとしたが、とどのつまりは、それではだめだというので、途中から配給公団ができてきた歴史的事実を私は今思い起こすのです。